諸流派の海外進出も盛んになっている

2012.01.01

「琉球と中国の交易開始(1372年)から、琉球最後の国王尚泰の冊封時(1866年)までの約500年の間に、中国拳法が導入され、琉球化された武術が明治以前の古伝唐手であったことは事実である」とある。これが明治に入って、沖縄の武道家・松村宗梶、松茂良興作、東恩納寛量らによって近代の空手として体系化されたわけだ。それによって、士族のたしなみとして行われていた空手が庶民にも広まっていった。その後、大正時代に沖縄県外へも紹介され、全国区の武道となったわけである。

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琉球古来の武術から空手が体系化されるまでに、その呼び名も「手→組合術→拳法→唐手→唐手→空手→空手道」と変化してきた。周知の通り、空手はすでに日本だけのものではなく、海外にも広まっている。同書によると、空手を海外に持ち出したのは米国軍人。「第2次世界大戦後、駐留米国軍人によって、国際的に普及発展し、諸流派の海外進出も盛んになっている」とある。